La Escuela 2017
Curriculm - カリキュラム -

「世界に通用する人材を輩出する」

広い意味では「グローバルな人材を育てる」という意味であり、よりサッカー的には「世界トップレベルのリーグで活躍できる人材を育てる」ことを意味します。

そして、このサッカーの目的を達成するために、我々は4つのステップがあると考えています。

STEP1 JUNIOR

ジュニア年代で最も大切なのは、「発掘」と「育成」。
「発掘」とは、より大きなポテンシャルを秘めた選手を見つけること。そして、「育成」は、今後の育成の土台となる基本的スキルを最大限に引き出すこと。

STEP2 JUNIOR YOUTH

ジュニアユース年代で最も大切なのは、「プロ意識」と「ポジションのプロフェッショナル」を育てること。
肉体的にも精神的にも大きく成長するこの年代で、選手の強みを最大限に引き出すこと。

STEP3 YOUTH

16歳、17歳でプロにすることをゴールに逆算の育成をするアルゼンチン的な考えでいえば、この年代はプロになる前の耐久テスト。「コンペティション(競争)」が最も大切になる年代。この為、この年代は選手を少しでも厳しい競争の環境に置くことを優先すること。

STEP4 TOP

今までの育成の成果を最大限に発揮し、プロとしてのステップアップを目指す年代。その為には、選手が実践経験を積むことができ、より多くのメディア、スカウトマンなどの目に留まる環境を用意すること。

NEW PROGRAM 2017
世界は特徴ある選手を求めている

ボカでは適正ポジションを早い段階で見極め、個々のポジションで求められるスキルを最大限に伸ばし・引き出すことで、「特徴ある(強みのある)」選手育成を目指します。

日本とアルゼンチンの育成を比較すると、どこも年代に応じたトレーニングを実施しながらも、「フィジカル」と「ポジションの見極め」については、アルゼンチンの方がより早い段階でスタートしているという印象を受けます。

フィジカル的な違いが鮮明になるのは、ジュニアユース年代とその上のユース年代ですが、ポジションの見極めについては、ジュニア年代で既にはっきりと表れます。

例えば、日本ではU8では色んなスポーツを経験することを薦めますが、アルゼンチンのU8の選手は既にサッカーに進むことを決めており、もうこの時点である程度、選手が「破壊的選手(守備的選手)」、「クリエイティブな選手(オフェンシブな選手)」であるかを指導者は見極め始めています。

U10になると「色んなポジションを経験してみる」のが日本のセオリーであったならば、同年代のアルゼンチンの選手はこの時点で、強みを発揮できるポジションを自分自身で理解しています。

私たちが目指す「世界」では、わざわざ「外国人枠」を利用して獲得する選手にオールマイティな選手よりも、強みをもった特徴ある選手を求めます。そういった意味でも、どれだけ、若い年代から選手の個性を見極め、長所を引き出す育成をしていくかが重要だと考えています。

この為、来シーズンのカリキュラムを「U8」と「U10、U12」で分け、U8カテゴリーでは、基礎を徹底し、U10、U12カテゴリーからポジション別の指導を月のレッスンの中に導入していく予定です。

アルゼンチンの基本フォーメーション

アルゼンチンではこの(1-4-1-3-2)のフォーメーションが、特徴ある選手を育てるのに最も適したフォーメーションだと考えられており、私たちも選手のポジションを見極める際、同システムに当てはめて考えます。

STEP1 JUNIOR
ジュニア年代…タレント発掘と育成

前述のアルゼンチンの育成方法を踏まえ、私たちに与えられた限られた時間を有意義に活用する為、ボカのスクールでは大きく2つのテーマであるタレントの「発掘」と「育成」に集中します。

2016年度はトレーニングの「数」を優先し、スクール生の方たちが週2回、週3回でレッスンに来れるよう、セレクションクラス(選抜)以外のクラスをフラットにしましたが、2017年度からは、レベルに応じたクラス分けを復活させる予定です。

シーズンごとに大きなセレクションを開催し、より質が高く、伸びしろのある選手のみで構成する少数精鋭のスクールにしていきます。これはより才能のある選手を「発掘」することを目的にしています。

次に2017年度のカリキュラムの中には、「ポジションの見極め」と「ポジションに応じたトレーニング」を導入します。

野球で言えば、将来的にピッチャーになることがわかっている選手に素振りをやらせるより、ピッチングの練習に時間を割いた方が良いのと同じで、少しでも選手の適性にあったトレーニングを行ってもらうことが目的です。

STEP2のジュニアユース年代でも「ポジションのプロ」を育てることを目指しているので、最低でもスクール生がU12の年代になる頃には、選手自身が自分の強み・弱みを理解し、「自分のポジションは○○です」とはっきりと答えられる選手になってもらいたいと考えています。

もちろん、その後の身体的成長やスキルの成長、戦術的理解度の成長等の要素から、ポジションが変わることも当然あります。

現時点で私たちが考えている2017年度のレベルに応じたクラス編成と年間スケジュールとなります。コートの都合により、校によって編成が異なる場合も御座いますが、基本的にはレベルをTop A・B、Canteraの3段階に分けます。

AとBが選抜クラス、Cが一般クラスとなります。いずれのコースもセレクションを通じて選手を選考し、同じテーマのトレーニングをクラスによって難易度と負荷を変えながら実施します。

選手のクラス間の昇格・降格は、TopA⇔TopBは月単位で行い、TopB⇔Canteraはシーズンごとで考えています。しかし、新規でパフォーマンスが高い選手がくる場合、既に加入している選手が飛躍的な成長を遂げた場合には、特別にシーズン中の昇格のチャンスも用意する予定です。

※最終的な年間スケジュール、ルール、費用などの詳細は、新シーズンに向けたセレクション(2月上旬を予定)前に正式に発表致します。
※通常レッスンは、4月~9月、10月~3月で行います。「強化イベント」は、通常レッスン以外に開催予定。「クラス編成・セレクション」は、通常レッスン内で一部実施予定。

PARA EL NUEVO COMIENZO
新シーズンスタートに向けて

ボカサッカースクール「La Escuela」では、ここまでに説明した来季からの新たな取り組みに向けた準備を年内からスタート致します。

具体的には、11月14日の週から3月の今季最後までの約16レッスンで行う予定です(ゴレアドールクラス、戦術クラスを除いた「通常レッスン」が対象)。

私たちはこの計16レッスンの中で、「La Escuela」の選手たちに一通り全てのポジションの特徴を理解してもらい、それぞれのポジションに求められるスキルの基本を習得してもらうことを目標にしています。

全てのポジションの役割や重要性を伝えることで、チームとして戦う意識や戦術的理解度の向上にもつながると考えています。

また、急遽ですが、「戦術の達人」リカルド氏の来日を記念し、「ポジションの見極め」クリニックを開催します。ご興味のある方は下記よりお申し込みください。

SPECIAL EVENT 詳細はこちら

前半には、「守備」、「中盤」、「攻撃」の基本。後半には、より各ポジションの役割に特化した専門的スキルを指導します。

クラス、校、天候、コート側の都合による予定の変更が想定される為、スケジュールは毎月スクールHPにアップさせて頂きます。実行するテーマの順序が変わることも考えられますので、予めご了承ください。

DESCUBRI TU POSICION
ポジションの見極め

★ボカスクール生の目標:
ジュニア年代卒業までに自分の「強み」と「弱み」を理解し、第一ポジションと第二ポジション(オプション)を持つこと。

最終的には「個」の戦いだから、私たちは、早い段階で才能を見極めライバルたちに差をつけます。

STEP4 TOP -SHOW WINDOW-
ボカの出口戦略

今年、私たちは、このビジョンの達成を目指し、2つの大きな取り組みをスタートしました。

一つ目は、私たちのビジョン達成に必要な[STEP 2]のボカ飯能ジュニアユースの設立。今までは我々にこの年代の選手の受け皿がなく、ボカの指導を継続することができませんでしたが、このボカ飯能ジュニアユースの設立で、それが可能となりました。

そして、二つ目は、欧州スペイン4部とジブラルタル1部リーグのクラブと提携し、18歳以上の選手で実力があれば、「外国人枠」を利用し、我々の力で日本人選手を入団させられる「出口」をつくったことです。

[STEP 4]にあたる欧州での日本人選手がプロとしての実績を積み、プロモーションする場ができたことで、私たちの目指す目標がより具体的になりました。

そして、私たちは、育成の中期目標を「自分たちが育てる選手たちが、18歳を迎える年に、これらクラブに外国人選手として登録できるレベルの選手を育てる」ことにしました。

この為、与えられた時間の中で、どれだけこの目標に沿った「世界で戦えるスキル」をチームとして、スクールとして、所属する個々の選手たちに提供するかがボカ・ジャパンの考え方の一つの軸になります。

現在、同クラブの外国人枠を利用し、加入させている選手は、ニコラス・フラト(24歳)。アルゼンチン一部リーグに所属するオール・ボーイズのリザーブ(サテライト)のキャプテンを務めていた選手。数年後、このレベルに匹敵する選手を複数名輩出することを目指します。

「世界」を目指す過程で、グローバルな人材を育てる

夢のような目標に聞こえるかもしれませんが、私たちのもつ資源と今まで培ったネットワークを有効に活用し、この大きな夢にチャレンジしたいと思っています。

「プロサッカー選手」という職業は誰もがなれる職業ではありませんし、それが「世界」でとなれば、尚更むずかしい目標です。しかし、高い目標を目指す過程で、私たちが日本人選手に残せるものこそ、「世界に通用する人材を輩出する」ことになると私たちは信じています。